子連れ旅行/山形最上川編 ローカル線に揺られながら初春の最上川沿いの宿「紅」でのんびり1泊旅。

先日結婚した妹の祝儀返しがリンベルの「宿泊カタログギフト」でした。全国各都道府県の宿が載っていたのですが、どうせならあまり行く機会がなさそうなところへ行ってみようということに。夫婦共にあまり縁のない東北・山形県へ子連れ旅行にいってきました。

山形初上陸。ローカル線車窓からの田園風景を満喫

東京駅から山形新幹線つばさで3時間かけて終点の新庄駅へ。
新庄駅からはローカル線陸羽西線に乗車。最上川に沿って走っている陸羽西線は、車窓から田園風景が広がり、遠くにはまだ雪化粧が残る東北の山々が望めます。缶ビールを片手に、新庄駅で買った山形の郷土料理「しそ巻」を堪能しているとあっという間に目的地の「高屋駅」へ到着しました。




高屋駅は無人駅で、最上川舟下りの乗船場があります。「縁結びステーション」と呼ばれているらしく、ここから舟下りをすると縁起がよく多くのご利益があるそうです。
この日は予定が合わず残念ながら川下りはできませんでしたが、訪れた際はおすすめのスポットです。


自然の景色を楽しめるスポットが目白押し

最上川といえば、NHKの朝ドラ「おしん」の舞台になったことでも有名。
4月なのでもう雪は殆ど溶けていましたが、「この川をイカダで下っておしんは奉公先へいったんだなぁ」と勝手に感慨深くなってしまいました。

「白糸の滝」は日本の滝100選のひとつで、最上川に流れる最上48滝の中でも最大の落差120mにもおよびます。古い文学作品に登場する名所だけに、なんとも神秘的な感情に浸れるスポットです。

我々が宿泊したお宿から徒歩圏内には「幻想の森」というスポットがありました。樹齢千年を超える土湯杉郡がとても神秘的場所なのですが、山道を登って行かなくてはならず、子連れの我々は行くのを断念。宿近くにあった草薙神社でお参りをして宿にチェックインしました。

最上川沿いにある宿で郷土料理を堪能

今回宿泊したのは「高見屋 最上川別邸 紅」さん。
数年前にリニューアルしたようで施設内はとても綺麗でした。最上川沿いの立地を上手く利用していて、部屋からはもちろん大浴場や食堂からも川と山の風景が見渡せる作りになっていました。1階のテラスからは白糸の滝と川下りの屋形船も見え、ゆったりとした時間が過ごせます。大浴場には小さな露天風呂があるので川音を聞きながら入浴できます。

部屋は4階の和室ベッドタイプでした。窓からは最上川が望め四季ごとに多彩な景色が楽しめるとのこと。家族3人で泊まるには十分な広さでした。お隣もお子さんが2人いる家族連れでしたが、はしゃぐ声や鳴き声などは全く聞こえませんでした。防音がしっかりされているようで安心しました。

夕食は山形産の豚肉「米の娘豚」のしゃぶしゃぶや地野菜のバーニャカウダなど山形の郷土料理を堪能。朝食はハーフバイキング形式で「庄内風芋煮」をいただきました。

施設名 高見屋 最上川別邸 紅
住所 山形県最上郡戸沢村古口3058番地
電話 0234-57-2100

今回の旅は「知らない場所でゆったり過ごす」がテーマだったので、ほとんどの時間を宿でゴロゴロ過ごしました。はじめての山形でしたが目的も果たせて満足の一泊旅でした。

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